ちょっと待って、aikoがアニメの主題歌!? しかもSF!? ロボット!? 宇宙人!?
そうなんです、2025年春アニメ『アポカリプス ホテル』の主題歌を担当するのは、あのaiko。
もはや“日本の恋心代弁者”とまで言われる彼女が、まさかのアニメ主題歌でOP・EDダブル起用!
これはちょっと事件ですよ。
そして、ただのタイアップじゃない。作品の世界観とaikoの歌詞が、えらいマッチしてるのがまたズルい。
ということで今回は、aikoファンもアニメファンも大満足の内容でお届けします。
- 主題歌「skirt」「カプセル」のリリース情報
- どのアルバム・シングルに収録されてるのか
- MVはあるの?配信はどこで?
あなたのプレイリストに、“ホテル銀河楼のテーマ曲”が加わる日も近いかも。
aikoが歌う『アポカリプス ホテル』主題歌は2曲
OP主題歌は「skirt」|アルバム『残心残暑』に収録
2025年春アニメ『アポカリプス ホテル』のオープニング主題歌に抜擢されたのは、なんとaikoの楽曲「skirt」!
この曲は、2024年8月28日にリリースされたaikoの16枚目のアルバム『残心残暑』に収録されています。
作品の世界観に合わせて書き下ろされたわけではなく、すでに発表されていた既存曲のタイアップなんですが──これがまあ、絶妙にハマるんです。
聴いてみるとわかります。「あ、この曲、ヤチヨの心情そのものじゃん…」って。
ちなみに、アルバム『残心残暑』の正式な曲順はこちら:
- 1. blue
- 2. skirt
- 3. 相思相愛
- 4. 好きにさせて
- 5. 鮮やかな街
- 6. ガラクタ
- 7. いつ逢えたら
- 8. blow
- 9. 願い事日記
- 10. 星の降る日に
- 11. アンコール
- 12. よるのうみ
- 13. 赤い手で
“さようなら”を言えない人の心とか、“誰かのためにそこにいる”みたいなテーマが全体に散りばめられていて、アポホの空気感とめちゃくちゃ共鳴してるんですよ。
ED主題歌は「カプセル」|シングル『シネマ/カプセル』で4月30日発売
そしてED主題歌は、新曲「カプセル」!
こちらは2025年4月30日(水)にリリース予定のaikoの46枚目のシングル『シネマ/カプセル』に収録されます。
しかも、先行配信は4月9日(火)からスタート。つまり、アニメの第1話が放送された直後にはすでに配信で聴けるってわけ。
EDで流れるときの“終わった感”がまた良くて、ホテル銀河楼で1日過ごしたあとの余韻みたいな切なさがあります。
そして何より、aikoの曲にしてはちょっと幻想的。歌詞の中に宇宙を連想させるフレーズもあって、「あ、これはED用に当てたな…!」ってわかるくらいハマってます。
初回限定盤と通常盤もあるので、ジャケットや特典情報も要チェックですね。
次の見出しでは、それぞれの楽曲がどんなふうに『アポカリプス ホテル』とマッチしているのか、深掘りしていきます!
OP「skirt」はどんな曲?アニメとのマッチ度を解説
歌詞の内容とヤチヨの心情の重なり
aikoの「skirt」、あなたはもう聴きましたか?
アルバム『残心残暑』の2曲目に収録されているこの楽曲、
最初に聴いたときは「なんてaikoらしい、切なさと優しさが入り混じった曲だろう」と思っていたのですが……
『アポカリプス ホテル』のオープニングで流れると、もう別の意味で胸に刺さるんです。
100年、誰も来ないフロントで立ち続けたロボット。
使命と感情の狭間で、「本当は会いたい」と願っていた。
でも、ずっとそれを自分の中で“ほどいてこなかった”ヤチヨ。
そこへ、まさかの“宇宙からのお客様”。
その瞬間、彼女の糸がふわっとほどけ始める──
「skirt」の歌詞は、まさにそんな心のほつれと再生を描いていて、
オープニングで流れると、毎話ちょっと泣きそうになるくらいです。
アルバム収録ver.とアニメOPの印象の違い
ちなみに、「skirt」はアルバムver.とアニメOPで若干アレンジが違って聴こえるんですよ。
アルバムではピアノとベースがやさしく絡み合いながら、じんわり感情を包み込むようなアレンジ。
でもアニメOPでは、イントロがやや短めにカットされ、ストリングスの余韻が強めに前に出てきます。
この“ぎゅっ”とした感じが、アニメの世界観とすごくマッチしていて、映像と一緒に観るとまるで映画のようなオーラがあるんですよ。
私自身、アルバム版を先に聴いていたときは「この曲すごく柔らかいな」って思ってたんですが、
OPで流れた瞬間、「あ、これ“祈りの曲”だったんだ」ってハッとしました。
言葉にするのが難しいけど、感情の下に流れてる“芯の強さ”みたいなものが、アニメ映像と合わさることでブワッと浮き出してくる。
音楽だけでも泣けるし、アニメがあってこそもっと泣ける。
まさに、両方が補完し合って完成してる主題歌です。
この「skirt」、もともと『残心残暑』という夏の余韻を描いたアルバムに収録されてるんですが──
“夏の終わり”っていう感覚、どこか『アポホ』の“終末感”とリンクしてません?
それも含めて、主題歌選定したスタッフに「ナイス人選ッ!!」って叫びたい。
さて、次はエンディング主題歌「カプセル」について掘っていきます。
こっちはまた違った“希望と再会”のテーマが詰まっていて、じわじわ沁みますよ。
ED「カプセル」から読み解く“再会”と“希望”のテーマ
ED映像で流れるメロディとストーリーの余韻
aikoの新曲「カプセル」。
この曲、EDで流れると破壊力すごいです。
ヤチヨたちロボットの淡々とした一日が終わったあと、ふわ〜っと流れてくるこのメロディ。
静かで、あたたかくて、でもどこか寂しい。
それはまさに、「今日も誰も来なかった…でも、明日がある」って気持ちそのもの。
ED映像は、ホテルの廊下をゆっくりと歩いていくヤチヨの後ろ姿から始まります。
明かりが消えたフロント。使われることのないキーがぶら下がったボード。
そんな中で、小さく微笑む彼女の表情と、「カプセル」の歌詞が重なると──
思わず涙腺、崩壊です。
曲名の「カプセル」って、どこか“記憶”とか“約束”を閉じ込めているイメージ、ありませんか?
実際、歌詞の中でも
“何かをなくしても、まだここにいるよ”
というような表現があって、まさに「再会のために待ち続ける」ヤチヨの気持ちとリンクしてるんです。
たった90秒のEDなのに、その中で語られるのは100年分の想い──
いやほんと、この曲、ズルいです。夜に聴いたらだいたい泣きます。
初回盤・通常盤の違いは?ジャケットも要チェック
そんな名曲「カプセル」が収録されているシングル『シネマ/カプセル』は、2025年4月30日(水)リリース。
今回のシングルには初回限定仕様盤と通常盤が用意されており、
- 初回盤はスリーブケース+カラーブックレット仕様
- ジャケットはaiko自ら監修のビジュアル(今回もかわいい)
- 「シネマ」も同時収録で、こちらも春らしい余韻系ソング
まだ「カプセル」のMVは公開されていませんが、ファンの間では
「銀河楼の映像をバックにしたMVになるんじゃ!?」
という声も出ており、リリース日に何かサプライズがあるかもしれません。
ちなみに、先行配信は4月9日(火)からスタート。
つまりアニメ第1話とほぼ同時なんです!
これは……連動狙ってますね、絶対。
本編→ED→配信で即フル視聴っていう流れ、これがaiko式・令和のアニメ体験。
次は、「skirt」「カプセル」それぞれのリリース&配信スケジュールをまとめていきましょう!
CDリリース&配信スケジュールまとめ
アルバム『残心残暑』は発売中!各配信サービスでも視聴可能
aikoの16thアルバム『残心残暑』は、2024年8月28日にリリース済。
収録曲「skirt」は、すでにアルバム内の2曲目としてリスナーに親しまれており、
Apple Music、Spotify、Amazon Music、LINE MUSIC、YouTube Musicなど、ほぼすべての主要サブスクで配信中です。
すでに聴いたことある人も、アニメで流れて「これ、そうだったの!?」ってびっくりすることもあるので、
ぜひ改めて“アポホ目線”で聴いてみてください。
個人的には、夜の散歩中にイヤホンで聴くのがおすすめ。
ヤチヨの後ろを歩いてる気分になれる(ほんとに)。
シングル『シネマ/カプセル』は4月30日発売、初回特典情報も
そしてエンディング主題歌「カプセル」を収録した46枚目のシングル『シネマ/カプセル』は、
2025年4月30日(水)にリリース予定です!
注目ポイントはこちら:
- 通常盤/初回限定仕様盤の2形態
- 初回盤はカラーブックレット付き+特製スリーブ仕様
- 「カプセル」はED曲として使用されており、アニメ本編と連動した感動系ソング
さらに、シングルの先行配信は4月9日(火)0:00〜開始。つまり、第1話放送と同じ週!
初見の感動を、そのまま“フル尺”で追いかけられるのはファンにとって最高の流れですよね。
ちなみに、リリース日にはMVやTVパフォーマンスの公開もあるかもしれないので、aiko公式サイトやX(旧Twitter)はこまめにチェックしておきましょう。
それでは、次のパートでは「MV(ミュージックビデオ)」に関する最新情報をチェックしていきます!
ミュージックビデオ(MV)はある?映像展開をチェック
「skirt」のMVはYouTubeで先行公開中!映像の世界観も注目
オープニング主題歌「skirt」は、すでにMV(ミュージックビデオ)がYouTube公式チャンネルにて公開中!
まず驚くのが、その映像の雰囲気。
なんと、廃墟のような都市の路地をaikoが淡々と歩きながら歌うという、まさに“アポホ”的空気感!
照明は抑えめ、でもカメラのピントが微妙に揺れていて、
「現実のようで非現実」「いまここにいるけど、どこか遠くにいる感じ」──
そんなヤチヨの存在感とリンクする映像美に仕上がっています。
ちなみに、PVではピアノとストリングスが強調されていて、
アニメOPバージョンよりも“切なさ”が濃厚。
「この曲がこんなに深かったんだ…」って、映像付きで観ると改めて気づかされるんです。
再生回数もじわじわと伸びていて、コメント欄には
「ヤチヨのテーマソングすぎて泣いた」
「終末SFアニメのOPでaikoって最高のミスマッチ」
など、アニメファンからの書き込みも増えてきている模様。
これはぜひアニメと合わせてチェックすべき1本です!
「カプセル」MVはリリース日近くに公開予定?ファン予想も
一方、ED主題歌「カプセル」については、3月時点ではMV未公開。
ですが、公式サイトやSNSによると、リリース日(2025年4月30日)前後にMV公開の可能性が高いと言われています。
ファンの間では、こんな予想が飛び交っています:
- 「銀河楼をモチーフにしたセットでaikoが歌う映像になるのでは?」
- 「ヤチヨ視点の物語風PVがくるかも!」
- 「“再会”や“待ち続ける心”を描いたショートドラマ型になる可能性も?」
最近のaikoのMVは物語性が強く、コンセプチュアルなものが多いので、
『アポカリプス ホテル』とのタイアップを踏まえた映像表現もじゅうぶんありそう。
私は個人的に、“誰もいないホテルの客室でaikoがひとり座ってる”系の映像が来たら、泣きながらループ再生しそうです。
MV=もう一つの本編として楽しめるのが、aiko楽曲の魅力。
EDを聴いたあと、MVで歌詞の意味を補完するという贅沢な体験が、今から待ち遠しいですね。
さて、次はaikoファン&アニメファン、両方に向けて──
このコラボがなぜ“心に刺さる”のか?を語っていきます!
aikoファンも必見!アニメ×音楽のコラボがもたらす感動
普段アニメを観ない人にも刺さる作品性
さて、ここからはちょっと視点を変えて──
aikoファン目線で『アポカリプス ホテル』の魅力を語っていきましょう。
普段は「アニメってあんまり観ないな〜」って人でも、この作品はスッと心に入ってくるんです。
というのも、『アポホ』って派手な展開はほぼない。
でも──
- 誰かを想う気持ち
- 待ち続ける強さ
- 言葉じゃないコミュニケーション
っていう、aikoの曲にもよく出てくる“感情のニュアンス”が、しっかり詰まってるんですよ。
たとえば、ヤチヨが無言で掃除を続けるシーン。
それだけで「誰かを待ってるんだな」って伝わる。
aikoの曲にもあるじゃないですか、言葉にしないまま想いを抱え続ける主人公。
そう、ヤチヨはたぶん、“aiko曲の登場人物”なんですよ。
aikoの歌声がSFアニメに与える“感情の余白”
そして何より注目してほしいのが、aikoの歌声がアニメの雰囲気に与えている“余白”です。
たとえば「skirt」のOP。曲調だけ聴くと、ほんのり明るい雰囲気があるけど、
どこか切なさが混じっていて、“何かを隠している声”に聴こえる。
その曖昧さが、ロボットであるヤチヨの“感情になりきらない感情”にピタリと重なるんです。
また、EDの「カプセル」では、aikoの声がまるで“やさしい記録装置”みたいに響いてくる。
派手じゃない。感情を爆発させない。
でも、聴いているこちらが勝手に涙腺やられる。
──これ、アニメ×音楽の魔法です。
アニメのラストで流れる“あのメロディ”に毎回心が持っていかれて、
翌日Spotifyでリピート再生してる自分がいる。
視覚と聴覚がリンクして、感情の記憶が強化される。
これって、実は“主題歌の理想形”なんじゃないかと私は思ってます。
aiko×『アポホ』は、その理想形のひとつ。
次のパートでは、「曲を先に聴く?それともアニメ観てから?」という、
ファン永遠のテーマに答えていきます!
アニメを観てから聴く?曲を聴いてから観る?おすすめ視聴順
歌詞の理解が深まる順番とは?
これはもう、永遠のテーマですよね。
「主題歌って、アニメ観てから聴いたほうが染みる?
それとも、曲先に知ってると作品に入りやすい?」──
結論から言うと、『アポカリプス ホテル』の場合は“アニメ先”がおすすめです。
というのも、この作品は空気で語るタイプのアニメ。
世界観や感情の機微を視覚的・演出的にじんわり感じ取ってから曲を聴くと、
「あ、この歌詞ってあの表情のことだ」ってリンクするポイントがたくさん出てきます。
たとえば、ヤチヨが無言で夜空を見上げるシーン。
そのあとに「skirt」をフルで聴くと、
「ほどけていく糸=彼女の使命と想い」
って解釈が生まれて、一気に“ヤチヨの曲”になります。
逆に、「カプセル」は曲先でも全然アリ。
聴いてから本編のEDで流れると、「ああ、ここでこのメロディ来たら泣くやつ〜〜!!」ってなれるやつです。
同時進行で楽しむ“二重の感動”体験
もちろん、答えはひとつじゃありません。
アニメ×音楽って、二重構造の感動があるからこそ、視聴方法も自由でいいんです。
おすすめの楽しみ方、いくつか紹介します👇
スタイル | こんな人におすすめ |
---|---|
アニメ→楽曲 | まず物語に浸ってから曲で余韻に浸りたい人 |
楽曲→アニメ | aikoファンで先に曲を愛してる人、世界観にスッと入れる |
交互再生 | 1話観る→1曲聴く→また観る…という“感情ループ派” |
私は実際、「skirt」をアニメのOPで初めて聴いて、「良い曲だな〜」と思ってフル聴いて号泣、
次の週にEDで「カプセル」聴いてまた泣いて、っていう感情ループ地獄にハマりました(笑)
つまり、正解はない。
でもどの順番でも、『アポカリプス ホテル』×aikoの世界はちゃんとあなたの心に響く。
最後に、この主題歌2曲がもたらす“余韻の力”について、あらためてまとめていきましょう!
まとめ|『アポカリプス ホテル』主題歌で広がる余韻の世界
音楽から作品をもっと深く味わえる
『アポカリプス ホテル』という作品、正直言ってかなり独特です。
ポストアポカリプスの銀座、ロボットが守るホテル、訪れるのは地球外生命体──
だけど、そこにaikoの主題歌が重なることで、物語がぐっと「自分ごと」になる。
なぜなら、aikoの歌にはいつも“誰かを想う気持ち”が詰まっているから。
それが、ホテル銀河楼で誰かを迎え続けるヤチヨの姿と重なるんですよね。
OP「skirt」は、静かに燃える希望。
ED「カプセル」は、いつか交わる約束。
この2曲が作品に与えている影響って、もう主題歌の枠を超えてるんじゃないかと思うほどです。
この春、一番エモい主題歌体験をあなたに
この春、「一番エモいアニメ主題歌」といえば?
きっと多くの人が、こう答えるでしょう。
「aikoの『skirt』と『カプセル』でしょ」
それくらい、“感情に寄り添う音楽”と“静かに進む物語”の相性が完璧。
普段アニメを観ない人にも、普段aikoを聴かない人にも、
この奇跡のコラボは刺さるはず。
ぜひ、曲を聴いて、アニメを観て、そしてまた曲を聴いてみてください。
あなたの心の中にも、きっと“銀河楼”のような小さな灯がともるはずです。
それが『アポカリプス ホテル』主題歌がくれる余韻の力。
そして──
「また来てくれるのを、お待ちしております。」